受賞作品決定(第三回)

1月 18, 2016

一次審査通過作品20点のなかから、各賞が決定いたしました。受賞された皆様おめでとうございます!

総評
第3回となる今年度のテーマは「くらしを明るく」。今年も全国から沢山の応募をいただきました。内容の特徴を上げると、身近に感じていることに社会や他人とのかかわりといった視点を加えて課題を発見し、改善することでくらしを明るくする提案によいものが多くみられました。例えば「Goal Partner」「いじめ撲滅システム for SNS」や「議員日報」などがあげられます。難しい課題に対して、ネットワークといった社会的な技術を利用しながら、自分たちのアイデアで解決したいという素直な提案に好感が持てました。
また、「両面ラクラクテープ」「ロータス信号機」や「防災BOX」のように、課題を解決するアイデア・技術を地道に詰めてまとめた提案にも魅力がありました。応募していただいた生徒さんに配布している『アイデア発想ブック』の1ページ目には、「アイデアは世界を変える」と書いてあります。今回の受賞提案には、くらしを明るくし、世界を変える力を感じました。
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金賞

Goal Partner

神戸大学附属中等教育学校(兵庫県) 2年生
森田恵美里

審査コメント
一人一人が前向きに目標に取り組めるようにするために、人間の特性に着目して提案していることを評価しました。特に、一人で取り組むより他人と協力することでモチベーションを保つことができること、また、異なる経験を持つ人のアドバイスにより視点も広がりやすいことなどが良い着想だと思います。

tape

銀賞

両面ラクラクテープ

静岡県立科学技術高等学校 1年生
竹崎迅

審査コメント
気づきそうで気づかない問題点への気づき、そして簡単な工夫によって誰もが感じる不便を解決できる、というアイデアを評価しました。特に、一次審査時から最終審査へ向けての改良がすばらしく、アドバイスを生かしてアイデアをより現実的にものにするため、メカニズムを検討したことが高評価とつながりました。

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銅賞

いじめ撲滅システム for SNS

山梨県立吉田高等学校 2年生
山本遥斗

審査コメント
SNSによるいじめ問題に着目し、いじめとなる前に冷静にさせるという着眼点は、非常に有効だと考えられます。ネットいじめを食い止めるシステムは既にいくつかありますが、ビッグデータを解析する人工知能を使うことで、コメントが相手を傷つける可能性があることを送信前に示すことにより、いじめの発生を防ぐというアイデアを評価しました。

佳作

議員日報~CAN SEE ANYONE~

愛知県立緑丘商業高等学校 3年生
榎本麻依/木村由紀

審査コメント
民主主義が機能するためには、住民の意見を集約し提案する議員の活動が重要であり、その活動の適切な情報開示がなされることが必要になります。その活動と活動にかかる経費に注目し、同じフォーマットで記載することで活動や支出が比較しやすくなるというところに注目して提案された点を評価いたしました。今より経費管理の手間が削減されれば議員にもメリットがあり、多くの住民が情報を得やすくなることで適切な議員を選ぶことできるようになれば、民主主義が守られ、より発展していくことに大いに貢献ができると思います。

防災BOX

宮城県農業高等学校(宮城県) 3年生
白井凱人/佐藤稜太/加藤諒太/沼田季大/佐々木司/泉智之/石井雄大

審査コメント
自らの震災経験を活かし、実用品を実際に制作しながら提案している点が評価されました。プロトタイプがあるため使用方法が非常に具体的に伝わってきます。また、自分たちが生産した食材を利用し、その調理方法なども具体的に示すことで、アイデアの現実度を高めています。

ロータス信号機

青森県立名久井農業高等学校 2年生
市沢憲慎/久保沢翔太/坂野友祐/福田将大/井戸上真衣

審査コメント
発熱しないLED信号機が雪で隠れてしまうという、雪国らしい土地柄のニーズに着目し、それを最新のナノテクノロジー技術で解決しようと試みている点が評価されました。またこうしたアイデアを企画だけではなく、実際に冷蔵庫などを使って検証を行い、積極的に学ぶチャレンジ精神を評価しました。

特別賞

くらしのコンシェルジュ

岐阜県立岐阜総合学園高等学校 2年生
高木優衣/浅野ひまわり/栗田野明/狛花音/波多野沙綺

審査コメント
これからの時代に必要なサービスの提案です。特に食事に関する内容のサービスに特化させてオリジナリティを出すことにより、今後の高齢化社会にとって有益なサービスになりうると考えられるため、本アイデアを評価しました

マイキャラクターマーク

仙台城南高等学校(宮城県) 3年生
鈴木拓真

審査コメント
人が大勢集まるところであれば誰もが経験したことがある、リアルな問題に着眼した点を評価しました。また、着目だけではなく形や色まで考えるなど、製品の最終形のイメージが思い描けているのも良いと思います。

入選

wa
自然に「輪」を作り出す新しい学習机
大阪府立西野田工科高等学校 2年生
井掛玄稀
ele
ひと目で分かる方向判別エスカレーター
静岡県立科学技術高等学校 1年生
多藝康太朗
book
リーブルリード
静岡県立沼津商業高等学校 3年生
田中咲絵
bento
もうお母さんを泣かせない「お弁当忘れ」の解決案
神戸大学附属中等教育学校(兵庫県) 2年生
山仲健一
isuri
isuri(いす×てすり)
大阪府立西野田工科高等学校 2年生
坂口友菜
saga
探し物アプリ「Break through」
横浜雙葉高等学校(神奈川県) 3年生
篠原綾花
masking
マスキングテープ型磁石〜マスネットテープ〜
鹿児島県立隼人工業高等学校 2年生
佐川瑞穂
cover
真っ黒にならない!よごれ防止カバー
鹿児島県立隼人工業高等学校 2年生
廣山 鈴佳
pps
PPSアイロン
山形県立酒田光陵高等学校 3年生
伊藤亮介
mado
窓に御用心
堺市立堺高等学校(大阪府) 3年生
木下直貴
toi
多目的トイレをもっと便利に
神奈川県立相原高等学校 3年生
梅花優希
ame
雨の日の収納スペース
東北生活文化大学高等学校(宮城県) 1年生
澤田真梨奈